身体に現れる具体的な禁煙効果

禁煙には、健康、経済、周囲の人に対して3つのメリットがあります。
なかでも、最初に実感するのは自分の身体への変化です。
例えば、呼吸が楽になる、味覚や嗅覚が鋭くなる、肩こりがなくなる、よく眠れるようになる、すっきり目覚められる、声がよく出るようになる、口臭が消える、肌の調子が良くなる、などです。
タバコによって引き起こされる病気を総称して、タバコ病と言います。
これには様々なものがありますが、うつ病、心筋梗塞、動脈硬化、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム、バセドウ病、胃がん、骨粗しょう症、脳卒中、口腔がん、肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、子宮頸がん、ED(勃起障害)など数え切れないほどあります。
「今さら禁煙しても意味がない」という人もたまにいますが、意味はあります。
禁煙すると、数時間で一酸化炭素濃度が非喫煙者と同程度になります。たった数時間でもタバコを我慢すると、呼吸が楽になってくる可能性があるということです。
禁煙に成功して5年も経過すると、非喫煙者と同程度の肺機能に戻るようになります。
20年以上続けられれば、口腔がんのリスクがほとんど非喫煙者と変わらない程度にまで回復します。
一度禁煙に成功して身体が楽になると、脳にとってはニコチンの快感よりも、健康な状態の方が快感に感じられるようになります。
そこまで行くのが一番大変なところですが、今ではそれをサポートしてくれる有効な禁煙治療薬もあります。禁煙外来に行って医師の診察を受けると処方してもらえます。
人によっては医師に怒られそうだから病院には行きたいくないと思うかもしれませんが、禁煙外来の医師はそういう心理面も熟知しているので、安心して受診しましょう。

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